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花粉を形成するのは

花粉を形成するのは裸子植物と被子植物だけである。シダ植物においても、小胞子が大胞子のうのそばで発芽するタイプは同様に考えてもよいかもしれない。シダ種子植物などはこの範疇に入る。

裸子植物のばあい、そのほとんどが風媒花である。花と言ってよいかどうかには異論もあるが、花粉を形成する部分(雄花)は葯が並んだ胞子葉の集まった構造で、たいていは枝の先につき、花粉散布後に脱落する。種子を形成する部分(雌花)は胚珠の乗った葉の集合体で、受粉後に発達して松笠などの姿になる。化石種ではキカデオイデアが虫媒であったとも言われるが、もともと花粉媒介の方法としては風媒が最初の姿であった可能性が高い。おそらく陸上植物として進化してきたものの中で、最初に小胞子を大胞子のそばまで飛ばして発芽させる型をとったもの(多分シダ植物であったろう)も、その散布様式は風媒であったはずである。

被子植物においては、さまざまな群に風媒花をつけるものがあるが、ある程度まとまった群が風媒花を持つ例もある。
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その一つは、カバノキ科、ヤナギ科、ブナ科等の群で、すべて樹木である。これらの植物では、雄花は枝の先に穂状の花序として出る。この花序は、たいていはぶら下がり、枯れた時には個々の花が落ちるのではなくて、花序全体が基部から脱落する、といった特徴を共有しており、特に尾状花序と呼ばれる。また、これらの植物は、個々の花の構造が単純で、雄花は雄しべのみ、雌花は雌しべのみと言ってよいほど単純な構造をしている。そのため、これらの植物が被子植物としては最も原始的なものである、との説があった。エングラーの体系はそれに基づくものである。

逆に、モクレンなどのように花びらや雄しべ雌しべの数が不安定で、それらが螺旋状に配列する花を原始的と見るのがクロンキストの体系の基となっている。この考えに立てば、これらの風媒花も二時的に風媒花として進化し、その過程で単純な構造の花を進化させたと考えられる。

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2009年11月30日 00:47に投稿されたエントリーのページです。

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